保険不正の手口類型

誰が何を偽ったのかで名前が決まります

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、保険不正の手口を、代理店・ブローカーの側と契約者の側という主語で仕分けていきます。

用語そのものを正しく覚えていても、当てはめる先を取り違えると答えを外してしまいますから、ここで線を引いておきましょう。

偽ったのが誰かという主体と、偽った対象が保険料の側か保険金請求の側かという二つの軸で大枠を分け、同じ座標の中では、乗り換えか上乗せか、実在しない名義かなど、何を偽ったかで名前が決まります。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、偽ったのは誰かと、偽った対象は何かという二つの語で、手口の名前は引ける、ということなんですね。

この記事で分かること

保険不正の手口類型(CFE-S1-D13-01)

よくある誤解

はじめに、単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきます。単独で、というのは、その一文だけで出された場合という意味です。

どれも、保険不正の周辺にある本物の用語を使っています。ところが、当てはめる先が一つずつずれているんですね。

ずれ方は、大きく二つに分かれます。一つは、保険料の側と保険金請求の側を混ぜることです。

もう一つは、代理店・ブローカーの側と契約者の側を入れ替えることです。

ここでいう代理店・ブローカーとは、契約者と保険会社の間に立って契約を取り次ぐ人のことですね。皆さんは、いま二つのずれ方を分けて読めていますでしょうか。

上の5つは、その一文だけで出てきたときはすべて誤りになります。正しい定義は、解説の中で順に示します。

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この記事を書いた人

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