決済不正の手口類型

手口は「何が悪用されたか」で分かれます

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、決済不正の手口類型を扱います。

支払いという毎日の当たり前の場面に紛れ込む不正ですが、手口の名前が多くて圧倒されてしまいますよね。

整理の軸を先に一つ持つところから、一緒に見ていきましょう。

決済不正の類型を分けるのは、行為者が内部の人か外部の人かではなく、悪用されたのが紙の小切手か、カードの券面と磁気情報か、口座情報そのものか、という点です。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、誰がやったかではなく、悪用されたのは何かという軸で分かれる、ということなんですね。

この記事で分かること

決済不正の手口類型(CFE-S1-D12-01)

4コマ漫画: 決済不正の手口類型

よくある誤解

先に、単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきます。つまり、その言い方だけを見せられたら誤りだと判断すべきもの、ということなんです。

どれも、言われてみればもっともらしく見えますよね。ですが、外れ方はそれぞれ違うんです。

誤解の一つ目は、痕跡が残ることを摘発のしやすさに読み替えています。誤解の二つ目も読み替えで、道具の入手しにくさを実行の難しさにすり替えているんですね。

誤解の三つ目は、半数を超えるという数字が何を指すかを取り違えています。数字が指しているのは、実行する主体の性質のほうなんです。

誤解の四つ目は、分析の道具を手口の一つに数えてしまいました。誤解の五つ目は、与信を挟む支払いを資金の移動と同じに扱っています。

与信とは、代金を後から支払ってよいと認めることですね。

この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。

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この記事を書いた人

第三者委員会報告書を解説するYouTube『監査レンズ』の運営者が、論点ノート・問題・解説を制作しています。
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