個人情報盗用の方法・手段
入口は一つに絞れないんです
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、なりすまし犯が情報を集める道、つまり方法・手段を整理していきます。
金融機関でもないスポーツ施設や学校の名簿まで狙われるのは、なぜなのでしょうか。入口を「これだけ」と閉じずに読む見方を、一緒に押さえていきましょう。
入口を「これだけ」と一つに限定した記述は、なりすましの方法・手段の説明としては狭すぎます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、情報を集める道は一つに絞れず、複数が並び立つということですね。
そしてもう一つ、本人特定につながる記録を持つ組織は、業種を問わずリスク源になり得ます。目でのぞく、電話で聞き出す、紙ごみをあさる。
この三つを同時に思い出してみてください。
この記事で分かること
- 本人特定情報を持つ組織は、業種を問わずリスク源になり得るという原則
- 情報を集める道は一つに絞れず、目と電話と紙くずが並び立つという見方
- 出題型の切り方(この論点は3型)
個人情報盗用の方法・手段(CFE-S1-D08-02)
よくある誤解
なりすまし犯が情報を集める道について、単独で置かれたら誤りになる記述を並べます。
- 用件を装った電話で聞き出すやり方だけが、情報を集める手口だという説明
- 紙ごみをあさる行為だけが手口だという説明
- 肩越しにのぞき見る行為だけが手口だという説明
- 公益事業者やスポーツ施設、学校のような第三者の団体が持つ記録は、悪用の経路にはならないという記述
- AIツールやソーシャル・エンジニアリングを、技術の目新しさの話としてだけ扱う書き方
一つひとつを見れば、実在する手口もあります。もっともらしく聞こえる安心もあります。
ところが、入口を「これだけ」と閉じた瞬間に、方法・手段の説明としては誤りになるんです。
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