データ・知的財産の窃盗の予防策
何を守るかを決めるのが先です
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、機密情報を守る計画をどこから始めるのかを、作業部会の顔ぶれや機密保持契約、データの最小化まで順に見ていきますね。
予防策の設計は、何を守るのかを決める作業から始まり、教育も技術も鍵も、そのあとに続く手当てにすぎません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、守るべき情報を決めて初めて、研修の中身もアクセス制御の設計も鍵をかける場所も決まる、ということなんですね。
この記事で分かること
- 守る計画で最初に手を付けるのが、研修でも技術でもなく守る対象の特定であること
- 機密保持契約と競業避止義務の契約が、それぞれ何を約束する書面なのか
- データの最小化や来訪者の管理といった、情報の扱い方で打てる手
データ・知的財産の窃盗の予防策(CFE-S1-D07-04)
よくある誤解
ここでは、単独で提示されたら誤りになる記述から入ります。
- 機密情報を守る計画は、まず全従業員への研修から始めます
- アクセス制御の仕組みを入れておけば、情報の保護としては足ります
- 情報を守る取り組みは、技術に詳しい部門だけで完結させたほうが速いです
- 機密保持契約は、費用がかかるわりに効き目の薄い策です
- 競業避止義務の契約は、退職した時点で当然に効力を失います
- 来訪者は、受付で記帳させて入館証を渡せば管理できています
どれも実務で耳にする言い分ですね。ただし、単独で置かれたら誤りになります。
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