月次の資金実績と資金表の分析
区分ごとに突き合わせ、分析して報告する
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、資金繰り表を経常収支と経常外収支に区分して、対象期間に応じた細かさで作るところと、月次の予実差異を突合・分析・報告の順で回すところを見ていきましょう。
資金繰り表は、経常収支と経常外収支に分け、対象期間に応じて細かさを変える
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、ふだんの商売から生まれるお金の出入りと、その外側で生じる出入りを分けたうえで、年間なのか月間なのかに応じて表の細かさを変える、ということなんですね。
この記事で分かること
- 資金繰り表の2区分と、対象期間で変える作成の粒度
- 経常収支と経常外収支を見分ける軸(営業活動そのものから生じた入出金かどうか)
- 月次の予実差異を「突合→分析→報告」の順で回す理由
月次の資金実績と資金表の分析(TR-10-f)
よくある誤解
単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 入金と出金の合計額さえ押さえておけば、区分を分けなくても資金繰りは管理できる
- 資金繰り表の刻みは、対象が1年でも1か月でも同じ細かさで作ればよい
- 借入金の返済や設備の購入代金も、日常の入出金なので経常収支に入れて集計する
誤解の1つ目と2つ目は、区分と粒度を省く方向の言い過ぎです。粒度とは、つまり表の細かさですね。
誤解の3つ目は、区分の混同です。どれも忙しい月末には言ってしまいそうではないでしょうか。
ですが、単独の記述として出たら誤りなんです。
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