為替予約の締結管理
手放すなら売り予約、手に入れるなら買い予約
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、売り予約と買い予約をどちらに当てるかの決め方と、締結したあとの確認書・台帳・承認の事務を見ていきますね。
向きが決まれば呼び名も決まるので、まずはそこから確かめてみましょう。
外貨建債権は受け取るから売り予約、外貨建債務は支払うから買い予約
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、期日にその外貨を手放すのか、手に入れるのかだけで売りと買いを決める、ということですね。
債権・債務という言葉から直接覚えようとすると、向きが反転した記述を素通りしてしまうんですよ。
この記事で分かること
- 売り予約と買い予約を、債権・債務のどちらに当てるかの決め方
- 予約確認書・予約管理台帳・承認という、締結したあとの事務の順序
- 事務の負担を理由に照合や登録を省く記述の見分け方
売り予約と買い予約の使い分けと、締結後の管理(TR-09-d)
よくある誤解
その記述だけを示されたら誤りになるものを、先に並べておきますね。
- 外貨建債権は将来お金が入る取引なので、ヘッジには外貨を買う予約を締結する
- 呼び名は、外貨を手放す契約が買い予約、外貨を手に入れる契約が売り予約である
- 予約管理台帳への登録は、締結のたびに行わず月末などにまとめて入力すれば足りる
- 確認書と台帳を照らし合わせる作業は、手間がかかるので省いてよい
並べた記述を順に見ますね。1つ目の記述は向きの逆転、2つ目の記述は呼び名の入れ替え、3つ目と4つ目の記述は手続の省略です。
どれも実務の会話では通ってしまいそうな言い回しですよね。ところが、その記述だけを示されたら誤りなんです。
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