持高の把握
通貨ごとに債権から債務を引く
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、為替ポジション、いわゆる持高をどう測るのかを見ていきますね。
持高の定義と買持ち・売持ちの向き、台帳に載せる対象の広さ、そして集計から帳簿との照合までの順序が、ここでの中身なんですよ。
持高は通貨ごとに債権から債務を引いて、プラスなら買持ち、マイナスなら売持ち
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、通貨ごとに債権と債務の両側をそろえ、対象を外貨建てで生じるものすべてに広げてから差し引く、ということなんですね。
債権の残高だけを見ていると、影響を受ける金額を大きく見誤ってしまいますよ。
この記事で分かること
- 為替ポジション(持高)の定義と、台帳から帳簿照合までの手順
- 買持ちと売持ちを分ける符号の向きと、台帳に載せる対象の範囲
- 台帳と帳簿の照合が最後に来る理由と、そこで支えている網羅性
為替ポジション(持高)はどう測るか(TR-09-b)
よくある誤解
- 持高とは、その通貨の外貨建債権の残高そのものであり、債務の残高は計算に関わらない
- 差引きの符号がプラスなら売持ち、マイナスなら買持ちを表す
- 管理台帳に載せるのは輸出入に伴う未収金と未払金までで、外貨預金や外貨建ての借入金は持高の外に置いてよい
1つ目の誤解は定義の取り違えです。2つ目の誤解は、符号と呼び名の反転ですね。
符号とは、つまりプラスかマイナスかのことです。3つ目の誤解は対象範囲の絞り込みです。
定義を問う設問は、この3つのどれかを動かして作られるんですよ。
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