販売目的ソフトの償却
比べて小さい方ではなく大きい方をとる
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、無形固定資産に計上した市場販売目的のソフトウェアを、毎期どう償却していくのかを見ていきますね。
当期の償却費としてどちらの金額をとるのか、ここが分かれ目なんです。
市場販売目的の償却費は、見込販売数量や販売収益にもとづく額と均等配分額を比べ、小さい方ではなく大きい方をとる
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、両方の金額を計算してから、大きい方をとるということですね。
この記事で分かること
- 当期の償却費として、どちらの金額をとるのか
- 均等配分額が、なぜ歯止めとして置かれているのか
- 会計上の残存有効期間と税法上の耐用年数の、物差しの違い
市場販売目的の償却費はどちらの金額をとるか(AS-05-g)
よくある誤解
- 見込販売数量にもとづく額と、残存有効期間による均等配分額を比べ、小さい方を当期の償却費にする
- 均等配分額を計算するときの年数には、税法上の耐用年数をそのまま当てる
- 販売の見込みが当初より大きく下振れしても、はじめに決めた償却の計画は変えない
1つ目の誤解は、大小の逆転です。2つ目の誤解は、会計と税法の混線ですね。
3つ目の誤解は、見積りの変更を無視した言い過ぎなんです。
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