除却
起点は取得原価ではなく帳簿価額
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、資産の使用をやめたときに計上する除却損を、どの金額から計算するのかを見ていきますね。
起点になる金額と、処分価額の差し引き方まで一緒に押さえていきましょう。
除却損は取得原価ではなく、累計額を引いた後の帳簿価額で計上する
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、買ったときの値段そのものではなく、減価償却累計額を取り崩した後に残っている額が、除却損の出発点になるということですね。
この記事で分かること
- 除却損の起点になる金額と、処分価額の差し引き方
- 除却できる資産に、償却の進み具合や取壊しという条件が付くのか
- 除却と売却をどこで分けるか
除却損はどの金額から計算するか(AS-04-g)
よくある誤解
- 除却損は、その資産の取得原価の全額で計上する
- 除却できるのは、減価償却が終わった資産に限られる
- 現物をまだ取り壊していない資産について、除却の処理を行うことはない
上に並べた誤解のうち、1つ目は起点の取り違えです。2つ目と3つ目は、条件の付け過ぎですね。
除却は、資産の使用をやめるという判断の話なんです。償却の進み具合や取壊しの有無で決まるものではありません。
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