契約でつながっていない相手を、どうやって確かめるか
直接手を出せない相手は元委託先の監督責任をたどる
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、委託先のA社がさらに再委託した先のB社について、自社と契約がないままどう確かめるのかを見ていきますね。
こちらの手が届く根拠は、どこにあるのでしょうか。私と一緒にたどっていきましょう。
契約でつながっていない相手には直接手を出せないので、契約でつながっている相手の監督責任をたどって確かめます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、確かめにいく先はB社ではなく、A社との契約のほうなんですね。
ここが分かれ目ですよ。
この記事で分かること
- 再委託先への直接往査や、契約を解除させる要求が、計画として成り立たないのはなぜか
- 監督責任と監査の権利を定めた条項をたどって、間接的にアシュアランスを得るとはどういう手順か
- この論点で想定される3つの出題型と、その切り方
契約でつながっていない相手を、どうやって確かめるか(P2-A-03-f)
よくある誤解
- 自社と契約がないのだから、再委託先のB社は監査の対象外でよい、という切り捨て
- 確かめたいのだから、B社へ直接往査に行けばよい、という直行
- リスクが読めないのだから、A社にB社との再委託契約を解除させればよい、という要求
1つ目は、自社に及ぶリスクを見ないことにする点で行き詰まります。
残りの2つは、契約でつながっていない相手に自分から手を伸ばそうとする点で行き詰まります。
行き詰まる理由は違うのですが、いずれも計画として成り立たないんですね。
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