集めた個人データを、別の目的に使ってよいか
同意が及ぶのは集めるときに伝えた目的まで
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、景品の発送と伝えて集めた顧客の個人データを、別の製品の販促に使ってよいのかを見ていきますね。
集めるとき、持っている間、使うとき。段階が変わると、縛る原則も変わるんです。
一緒に切り分けていきましょう。
収集の後で用途が変わった話は、量でも内容でも守りでもなく、用途を縛る目的拘束の問題です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、当初の同意が及ぶ範囲は集めるときに伝えた目的までで、目的を変えて使うこと自体が違反になる、ということなんですね。
ここは分かりにくいところですから、ゆっくり押さえていきましょう。
この記事で分かること
- 目的拘束が何を、どの段階で縛る原則なのか。データ最小化・正確性・セキュリティとどう違うのか
- この細目が扱うITの範囲、つまりITコントロール・フレームワーク、IT全般統制とアプリケーション統制、情報セキュリティの位置関係
- この論点で想定される3つの出題型と、その切り方
集めた個人データを、別の目的に使ってよいか(P2-A-03-c)
よくある誤解
- 一度適法に集めた個人データなら、社内で別のキャンペーンに使い回してもよい、という理解
- 漏えいしないよう安全に保管しているのだから、使い方は問題にならない、という安心
- 必要最小限しか集めていないのだから、使い方は問題にならない、という安心
- 保持している内容が正確で最新なのだから、使い方は問題にならない、という安心
後ろの3つは、それぞれ別の原則をきちんと守っているという報告としては、正しいんです。ところが、どれも、いま問われている「使い方」の話には届きません。
守っている原則の名前を挙げても、破っている原則は消えないんですね。
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