途中で前提が変わったときの直し方
リスクを測り直し、協議して修正する
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、計画を立て終えた後や監査の最中に前提が動いたとき、目標と範囲をどう直すのかを見ていきます。
守り抜くのでも捨てるのでもない道があるんですよ。
前提が変わったら、計画を守ることでも捨てることでもなく、新しく生じたリスクを評価し、経営管理者と協議したうえで、目標と範囲そのものを直します。その変更は、CAEの承認を受けます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、順番はリスクの評価、協議、そして修正だ、ということですね。
承認するのはCAE。この対まで含めて押さえておきましょう。
この記事で分かること
- 前提が変わったとき、どの順番で何をするのか
- 変更を承認するのは誰で、変更はいつ誰へ伝えるのか
- この論点に対応する三つの出題型と、その切り方
途中で前提が変わったときの直し方(P2-A-01-e)
よくある誤解
監査の前提が変わった場面で、対処として単独で提示されたら誤りになる記述を並べますね。
- 内部監査部門の判断だけで、新しい計画に作り直す
- いったん監査を全面的に中断する
- 当初の計画のまま進めて、変更の影響は制約事項として書いておく
一つ目は機動的に、二つ目は慎重に、三つ目は誠実に見えますよね。でも三つとも、肝心の手続を欠いているんです。
変化に伴って新しく生じたリスクを評価すること。経営管理者と協議すること。
そのうえで、目標と範囲そのものを直すこと。ここが抜け落ちています。
見え方は三者三様でも、抜けている部分は同じ、ということなんですね。
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