懐疑心は、断定でも受入でもない
疑うのではなく、証拠で確かめる
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、専門職としての懐疑心が第三の姿勢だというところを確かめていきますね。
決めつけでもなく、無批判な受入でもない姿勢のことです。言葉の印象に引っ張られると、選択肢の選び方が両極に振れてしまう論点なんです。
懐疑心とは、断定でも受入でもなく、相手の説明を一つの仮説として扱い、客観的な証拠を追加で集めて自分で確かめる姿勢です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、疑うのではなく、証拠で確かめる、ということですね。
ここで扱うのは、専門職としての正当な注意を発揮するという学習目標のうち、懐疑心にあたる部分なんです(学習目標P1-B-05-e)。
この記事で分かること
- 専門職としての懐疑心が、断定でも受入でもない第三の姿勢である理由
- 懐疑心を構成する四つの要素と、それがどの基準に置かれているのか
- この論点と相性のよい3つの出題型と、その切り方
懐疑心は、断定でも受入でもない(P1-B-05-e)
よくある誤解
専門職としての懐疑心を「人を疑うこと」だと理解してしまうと、どうなるでしょうか。選択肢の選び方が、両極に振れてしまうんです。
それだけが出たら誤りになる行動を、先に並べておきますね。
- 少しでも引っかかるところがあれば、不正の疑いありと決めつけて、監査委員会へいきなり持ち込むこと
- 長年の付き合いという相手の言い分に敬意を払い、聞いた話をそのまま書き留めて監査を終えること
- 揉め事になるのを避けて、その論点には踏み込まず次の項目へ進むこと
一つ目は過剰反応、二つ目は無批判な受入ですね。三つ目は職務の放棄です。
両極とその外側、と整理すると位置関係が見えてきますよね。
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