内部統制の定義
三つの目的に合理的な保証を与える営み
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、内部統制とは何かという定義を、三つの目的・保証の強さ・担い手の広さという角度から読みほどいていきますね。
作って終わりの文書ではなく、日々回り続ける営みなんだと思ってください。
内部統制は、三つの目的に合理的な保証を与えるために回り続ける営みであって、どれか一つを絶対に守り切る装置ではありません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、回す・伝える・守るの三方向がそろって初めて目的になり、与えられるのは合理的な保証までだ、ということなんですね。
まず声に出してみてください。
この記事で分かること
- 内部統制の定義と、業務・報告・遵守という三つの目的の関係
- 合理的な保証と絶対的な保証の違い、そして担い手が組織全体に及ぶこと
- この論点で想定される出題の三つの型と、狙われるすり替えの軸
内部統制の定義(CFE-S3-D03-02)
よくある誤解
その記述だけを取り出して示されたら誤りになるものを、先に並べておきますね。
- 内部統制が合理的な保証を与えようとする目的は、業務が有効かつ効率的に行われること
- 内部統制が合理的な保証を与えようとする目的は、報告される情報が信頼できること
- 内部統制が合理的な保証を与えようとする目的は、適用される法令などが守られること
- 内部統制が与えるのは、目的の達成についての絶対的な保証
- 内部統制を遂行するのは、経営者だけ
業務・報告・遵守を挙げた三つは、それぞれ目的の一つではあります。ただ、残る二つを落としてしまうので不十分なんです。
絶対的な保証という見方は、保証の強さを引き上げすぎですよね。経営者だけが遂行するという見方は、担い手を狭めた誤りです。
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