財務諸表不正の手口類型

成立の条件は、欺く意図と決算書への操作

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、決算書そのものを操作して会社をよく見せる不正が、どこで成り立つのかを見ていきますね。

過大表示と過小表示という二つの向き、そして何を操作したかで分かれる五つの類型まで、一緒に整理してみましょう。

財務諸表不正かどうかは、利用者を欺く意図と、財務諸表そのものへの意図的な操作、この二つがそろっているかで決まります。

この一文が、今回の暗記対象なんです。

ひとことで言えば、欺く意図と、財務諸表そのものへの意図的な操作、この二つがそろって初めて成り立つ、ということなんですね。

片方だけでは足りない、というところを先に頭へ入れてから読み進めてみてください。

この記事で分かること

財務諸表不正の手口類型(CFE-S1-D02-01)

4コマ漫画: 財務諸表不正の手口類型

よくある誤解

まず、財務諸表不正の説明として、それ一つだけを示されたら誤りになる記述を並べておきますね。

どの説明も、決算の数字が実態と食い違う場面には触れてはいます。ただ、いま並べた記述だけで財務諸表不正を説明すると、誤りになるんですね。

初めの三つに欠けているものは、何でしょうか。利用者を欺く意図か、財務諸表そのものを操作したという事実か、そのどちらかです。

四つ目は、狙いの向き先の取り違えですね。財務諸表不正の誘因、つまり動機は、会社の外向きの評価へ向くのが基本なんですね。

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この記事を書いた人

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