確かめる側が、改善の担い手にならないための線
担うのは実施ではなく、実施の確認
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、フォローアップの場面で内部監査人が引き受けてよい役回りと、越えてはいけない線を分けて見ていきますね。
設計、実施、代行。善意から出てくる動きほど、線の外側にあることが多いんですよ。
改善措置を作る側にも進める側にも回らず、合意された措置が実施されたかどうかを確かめる位置に留まること。これが、後でその措置を評価できる立場を残します。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、自分の作品を自分で採点する形、つまり自己レビューにならないようにするということですね。
留まるという言い方は消極的に聞こえますが、評価できる立場を手放さないための積極的な選択なんですよ。
この記事で分かること
- 確かめる側に残る仕事と、経営管理者の側にある仕事の境目
- 対応が足りていなかったときに、どこまでが内部監査人の側の動きなのか
- この論点の3つの出題型と、その切り方
確かめる側が、改善の担い手にならないための線(P3-D-03-d)
よくある誤解
フォローアップの場面で、内部監査人が引き受けてしまいがちな役回りを並べておきますね。いずれも、答えの位置に置くと誤りになるものです。
- 改善の実施手順を内部監査人が設計し、担当者に手ほどきをすること
- 報告された改善措置を、内部監査部門が自分たちで実施してしまうこと
- 実施されたかどうかを確かめる代わりに、もっとよい改善策がなかったかを練り直すこと
どれも、力になろうという善意から出てくる動きですよね。ところが3つとも、確かめる仕事から足が離れているんです。
作る側や進める側へ回った、上の二つを見てみましょう。後でその措置を評価するときに、自分が関わったものを自分で採点することになります。
練り直すという三つ目の動きは、どうでしょうか。確認から設計の見直しへ、足が移っています。
確かめる位置から外れた場所が、それぞれ少しずつ違うんですね。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CIA問題集アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で全問試す全文が読める見本: 3ラインモデル、戻せるのは「いつの時点」か、それとも「どれだけ早く」か、外部評価の実施間隔