資源が足りないとき、どの改善措置から確かめに行くか
資源を寄せる先を決めるのは重大性
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、使える人手や時間が足りない中で、どの改善措置から確かめに行くのかという決め方を整理していきますね。
網羅、遅延、容易さ。もっともらしく見えるこの3つが、なぜ軸にならないのかから見ていきましょう。
フォローアップにどれだけ手をかけるかは、発見事項の重大性で決めます。網羅性も、遅れの大きさも、着手のしやすさも、その代わりにはなりません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、危なさの大きさから考えるやり方、つまりリスクを起点にした方法で選ぶということですね。
資源が足りないという事情は、軸を差し替える理由にはならないんですよ。
この記事で分かること
- 追いかける先を選ぶときに、配分の軸として残るものと、代わりに置けないもの
- 追跡の仕組みを整えることと、追いかける先を選ぶことの分かれ方
- この論点の3つの出題型と、その切り方
資源が足りないとき、どの改善措置から確かめに行くか(P3-D-03-c)
よくある誤解
フォローアップの対象と方法、つまり、どれを・どうやって確かめるかの決め方です。答えの位置に置くと誤りになる記述を並べておきますね。
- 改善措置のすべてについて、経営管理者に完了報告書を出させること
- 実施がいちばん遅れている措置に、使える監査時間を全部つぎ込むこと
- 手をつけやすくて早く終わりそうな措置から、順に片づけること
漏れのなさ、遅れへの対処、件数の進み。それぞれ、成果として説明しやすい形をしていますよね。
ところが3つとも、配分を決める軸を別のものに置き換えています。網羅性、つまり、もれなく全部を入れること。
遅れの大きさ。手のつけやすさ。
肝心の発見事項の重大性が、どこにも残っていないんです。
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