実施されたという申告を、どの手続で確かめるか
差し出された申告より、自分で見て問える観察
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、改善措置が実施されたことを確かめる手続を、信頼できる材料の強さで並べ直していきますね。
電子メール、画像、自己点検のチェックリスト。よく出てくるこの3つが、なぜ弱いのかから見ていきましょう。
確かめ方の信頼性は、内部監査人が自分で入手し自分で観察したものが最上位にあり、確かめられる側が作って差し出した資料は、その代わりにはなりません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、順序の問題なんですね。
だれが手に入れたものか、いつの様子を写しているか、その場で問い返せるか。この3つの物差しを当てると、並び順がはっきりしてきますよ。
この記事で分かること
- 実施されたという申告を、どの手続で確かめれば信頼できる材料になるのか
- 手続の強さを比べる前に確かめておきたい、合意の記録との突き合わせ
- この論点の3つの出題型と、その切り方
実施されたという申告を、どの手続で確かめるか(P3-D-03-b)
よくある誤解
改善措置が実施されたことを確かめた。そう書くには弱い手続、つまり弱い確かめ方を、先に並べておきますね。
- 担当している経営管理者から、改善が終わったという電子メールを受け取ること
- 改善後の様子を写した画像や、整えられた文書を送ってもらって読むこと
- 実施状況を自分で点検した結果として、チェックリストを出してもらうこと
3つとも記録は残りますし、手早く済みますよね。ところが、いずれも確かめられる側が作って差し出したものなんです。
何を、いつの時点で、どこまで見せるか。この3つを選んでいるのは、確かめられる側です。
だから3つの手続は、同じ弱さを抱えています。
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