資源の制約
足りない事実と影響は決める人へ
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、高リスクの領域が年度の計画に入り切らないとき、内部監査部門長は何をすべきなのかを見ていきます。
使える監査資源が足りない、という場面ですね。私と一緒に、じっくり見ていきましょう。
内部監査部門長が取るべき行動は、資源が足りないという状況とその影響、つまり高リスクの一つを監査できないという事実を、取締役会及び最高経営者へ報告し、対応を協議することです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、足りないという事実とその影響を、抱え込まず決める人へ上げること、ということですね。
報告して、対応を協議するところまでが一組なんですよ。
この記事で分かること
- 高リスクが計画に入り切らないとき、内部監査部門長が取るべき行動の軸
- 部内で完結する案と、決める人へ事実と影響を上げる案を、どう見分けるのか
- この論点に対応する3つの出題型(最善解型/責任主体・権限型/半分正しい複合記述型)と、その切り方
高リスクが計画に入り切らないとき、何をするのか(P3-B-01-c)
よくある誤解
ここからは、少し場面が具体的になります。リスク評価の結果、高リスクの領域が三つと、中くらいのリスクの領域が特定されました。
ところが、使える監査資源では、高リスクのうち二つまでしか十分に監査できないと分かります。さて、内部監査部門長は何をすべきか、という場面です。
まず、誤りになる記述を並べます。ここで最も適切な行動として、単独で提示された場合ですね。
- 資源の枠に収まる二つだけを実施し、残る一つは来年度の計画へ送る案
- 中くらいのリスクの領域をすべて取りやめ、浮いた分を残る一つへ回す案
- どの領域も範囲を狭め、全部を浅く見て回る案
三つとも、責任感のある人が思いつく案ばかりです。ただ、三つの案には、ある共通点があります。
共通点が何かを言えるようになること。それが、この記事でいちばん大事なところなんです。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CIA問題集アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で全問試す全文が読める見本: 3ラインモデル、戻せるのは「いつの時点」か、それとも「どれだけ早く」か、外部評価の実施間隔