継続的な監視の便益
変わるのは役割ではなく気づく時間
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、継続的な監視、つまり継続的監査を部門の手法に組み込むと何が変わるのかを見ていきます。
人の役割が消えるのか、それとも別のものが動くのか。ここが分かれ目なんですね。
継続的監査の最も大きな利点は、統制からの逸脱やリスクの表れを、事後の監査より早い段階でつかめることです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、変わるのは人の役割ではなく、気づくまでの時間だ、ということなんですね。
判断する人も、対話する相手も残ったまま、その人たちへ届く情報が早くなるわけですよ。
この記事で分かること
- 継続的な監視を手法に組み込むと、事後の監査と比べて何が変わるのか
- 「技術が人の役割を置き換える」という形の記述を、どこで外すか
- この論点で出る3つの出題型と、その切り方
継続的な監視を手法に組み込むと、何が変わるのか(P3-A-03-c)
よくある誤解
この記事では、継続的な監視と継続的監査を同じ意味で使います。伝統的な事後の監査に代えて、継続的監査を手法に組み込んだとしましょう。
そのときに得られるものとして、単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきますね。
- すべての監査手続が完全に自動化され、人の手を離れる
- 内部監査人の専門的な判断が、もう要らなくなる
- 監査対象部門とのコミュニケーションが、不要になる
三つとも、同じ形をしていますよね。「技術が人の役割を置き換える」という形です。
自動化できる範囲があるのは、確かですよ。けれども、監査手続の全部が自動で片づくわけではありません。
何を異常と見るのか。どこまで確かめるのか。
この判断は、継続的な監視のもとでも欠かせないんです。背景を聞き、是正を促すやり取りも、引き続き必要になります。
技術を入れたのに人の仕事が残っているのは、失敗ではありません。継続的な監視は、もともと人の判断と対話を残す仕組みなんだ、と捉えてください。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CIA問題集アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で全問試す全文が読める見本: 3ラインモデル、戻せるのは「いつの時点」か、それとも「どれだけ早く」か、外部評価の実施間隔