組織構造の見直し
第一に置くのは品質管理と監督の層
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、内部監査部門の組織構造を、何を第一に置いて組み直すのかを見ていきます。
人の頭数の話に見えて、実は監督とレビューの層の話なんですよ。
組織構造の見直しで最初に確かめるのは、監査業務の品質管理と、適切な監督体制が保てるかどうかです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、処遇への配慮でも他社の組織図でも管理コストでもなく、品質を担保する仕組みが回るかどうかから考える、ということなんですね。
複雑で大規模な監査ほど、この軸が効いてきますよ。
この記事で分かること
- 部門の組織構造を組み直すとき、内部監査部門長が第一に置く判断の軸
- フラット型と階層型、そして各職位が受け持つ役割の違い
- この論点で出る3つの出題型と、その切り方
部門の組織構造を、何を第一に組み直すか(P3-A-03-b)
よくある誤解
組織構造の見直しで第一に考えることとして、単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきますね。
- 長くいるスタッフの昇進への意欲に応える形で、肩書と階層を作る
- 他社の内部監査部門の一般的な組織図を、そのまま写す
- 管理職を増やすと管理コストが上がるので、フラットなまま人だけ増やす
昇進への意欲に応える案は、人事の納得としては大切ですよね。他社の組織図を写す案は、外の相場を知る手がかりにはなります。
フラットなまま人だけ増やす案も、予算の制約としては現実に効いてきます。ところが、どれを第一に置いても、抜け落ちるものがあるんです。
それは、次の一点ですね。複雑で大規模な監査ほど、監督とレビューの層があってはじめて品質を保てます。
フラットなまま人だけ増やす案では、人が増えても監督とレビューの層は増えません。
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