監査調書の情報を整理する

別の監査人がやり直せる形へ並べ直す

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、監査調書を整理するというのが、いったいどういう作業なのかを見ていきますね。

読みやすくすることと、別の監査人がたどり直せる形へ並べ直すこと。この2つは似ているようで、別の話なんです。

整理とは、情報を減らして読みやすくすることではなく、別の監査人が同じ作業をやり直せる形へ情報を並べ直すことです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。

ひとことで言えば、整理が向かっているのは、レビューする側が短い時間で中身を追えて、重要な発見事項が埋もれずに際立つ状態なんですね。

置き場所の節約や報告書を書く手間の軽減は、たまたま一緒についてくるかもしれない話にすぎません。どちらがねらいで、どちらが後からついてくる話なのか。

ここを分けて覚えておいてください。

この記事で分かること

監査調書の情報を整理する(P2-B-07-a)

よくある誤解

まず、監査調書を整理するねらいとして、単独で示されたら誤りになる記述を並べておきますね。

単独で示されたら、というのは、つまり、ほかの説明を抜きにして、それだけが理由として置かれている場合のことです。

上の3つは、整理の結果として起きるかもしれない出来事ですよね。4つ目は、読み手への親切そのものに見えます。

ところが、整理のねらいとして単独で出たら、どれも誤りになります。起きるかもしれない出来事と、整理が目指しているねらい。

この2つは、別の話だからなんですね。

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