発見事項の重大性を判断する要因を評価する

重大性は量と質の両方を当てて測る

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、見つけた発見事項がどれくらい重いのかを、どんな要因で測るのかを見ていきます。

金額や件数といった量の話だけで決めてしまうと、どこでつまずくのか。重大性で分かれる三つの段階まで、私と一緒に確かめていきましょう。

重大性は、量的な要因と質的な要因の両方を、その発見事項に当てて測ります。

この一文が、今回の暗記対象なんです。

ひとことで言えば、金額や件数といった量の物差しと、どんな仕組みが破られたのか、他へ広がる余地はあるのかという質の物差し。

この二本を、そろえて当てるということなんですね。量では小さく見える一件が、重い意味を持つこともあります。

逆に、性質が重いと語るだけで金額も件数も添えないと、聞いた側はどれくらいの話なのかをつかめません。片方だけでは測りきれない、と覚えておいてくださいね。

この記事で分かること

発見事項の重大性を判断する要因を評価する(P2-B-06-c)

よくある誤解

重大性の説明として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。

金額の小ささを根拠にする記述と、件数の少なさを根拠にする記述を見てください。どちらも、量の話だけで決めています。

性質が重いから裏づけは要らないという記述は、質の話だけで決めていますね。つまり、どちらも片方の面しか当てていないんです。

監査人ごとの感覚でよいという記述は、少し種類が違います。そもそも測る物差しが組織の中でそろっていない状態を、そのままにしているんです。

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