発見事項の重大性を判断する要因を評価する
重大性は量と質の両方を当てて測る
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、見つけた発見事項がどれくらい重いのかを、どんな要因で測るのかを見ていきます。
金額や件数といった量の話だけで決めてしまうと、どこでつまずくのか。重大性で分かれる三つの段階まで、私と一緒に確かめていきましょう。
重大性は、量的な要因と質的な要因の両方を、その発見事項に当てて測ります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、金額や件数といった量の物差しと、どんな仕組みが破られたのか、他へ広がる余地はあるのかという質の物差し。
この二本を、そろえて当てるということなんですね。量では小さく見える一件が、重い意味を持つこともあります。
逆に、性質が重いと語るだけで金額も件数も添えないと、聞いた側はどれくらいの話なのかをつかめません。片方だけでは測りきれない、と覚えておいてくださいね。
この記事で分かること
- 重大性を、量的な要因と質的な要因の両方で測るとはどういうことか
- 重大性で分かれる三つの段階と、報告するかどうかの境目
- この細目で想定される三つの出題型と、その切り方
発見事項の重大性を判断する要因を評価する(P2-B-06-c)
よくある誤解
重大性の説明として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 「金額が小さいのだから、重大性は低い」
- 「一件しか見つかっていないのだから、軽微な発見事項でよい」
- 「性質としては重い話なので、金額の裏づけは要らない」
- 「重大性の判断は監査人ごとの感覚なので、部門の中でそろっていなくてよい」
金額の小ささを根拠にする記述と、件数の少なさを根拠にする記述を見てください。どちらも、量の話だけで決めています。
性質が重いから裏づけは要らないという記述は、質の話だけで決めていますね。つまり、どちらも片方の面しか当てていないんです。
監査人ごとの感覚でよいという記述は、少し種類が違います。そもそも測る物差しが組織の中でそろっていない状態を、そのままにしているんです。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CIA問題集アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で全問試す全文が読める見本: 3ラインモデル、戻せるのは「いつの時点」か、それとも「どれだけ早く」か、外部評価の実施間隔