状況を分析し、評価規準と比較する

あるべき姿を書く先は状況ではなく評価規準

オーディットコア・ハブのアキラです。

この記事では、集めた情報から状況を分析して、あるべき姿である評価規準と突き合わせ、差があるのかどうかを判断するところを見ていきます。

発見事項をつくる四つの部品が、それぞれどの問いを受け持っているのか。ここを、私と一緒に確かめていきましょう。

発見事項は部品ごとに受け持ちが決まっていて、あるべき姿を書く先は、状況ではなく評価規準です。

この一文が、今回の暗記対象なんです。

ひとことで言えば、状況はいまどうなっているか、評価規準はどうあるべきか、というふうに、部品ごとに答える問いが決まっている、ということなんですね。

書く先を取り違えると、いまの姿とあるべき姿の差がどこにあるのかが、読み手に伝わらなくなります。その一文はどの問いに答えているのか。

そこを確かめる癖をつけておきましょう。

この記事で分かること

状況を分析し、評価規準と比較する(P2-B-06-a)

よくある誤解

まず、発見事項の説明として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。

単独で提示されたら、というのは、ほかの条件が何も添えられていない形のことです。つまり、その一文だけを見て、正しいかどうかを決めることになるんですね。

どれも、監査の現場で口に出てもおかしくない言い方ではないでしょうか。けれども、発見事項の作り方としては、いずれもどこかが抜け落ちています。

一行にまとめる書き方では、部品が足りません。あるべき姿を状況に置く書き方では、受け持ちが入れ替わります。

分けただけで良しとする書き方では、中身が埋まりません。根拠を確かめない受け入れ方では、状況そのものが固まりません。

抜けている場所は、項目ごとに違うんですね。そこを自分の言葉で言えるかどうかが、分かれ目になるんです。

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