分析手法が効く組かどうかを、先に見る
決めるのは量ではなく数と数の関係
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、分析的手続が効く組かどうかを先に見る、という話を扱いますね。
分析的手続とは、数字を並べて当たりをつけるやり方のことです。情報の量が多いほどうまくいきそうな気がしませんか。
私と一緒に、順を追って確かめていきましょう。
分析的手続が効くかどうかは、情報の量ではなく、比べようとしている二つの数のあいだに、安定した関係が読めるかどうかで決まります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、片方が動けばもう片方も動く、と読める組でだけ期待値が立ち、差に意味が出るということなんですね。
この記事で分かること
- 分析的手続が効くかどうかを決める、第一の要因
- 差が出なかったときに、その結果をどう受け取るか
- 要因のすり替え・結果の読み違え・事例の当てはめを問う三つの出題型と、その切り方
分析手法が効く組かどうかを、先に見る(P2-B-05-b)
よくある誤解
ここでは、分析的手続がうまく働くかどうかを決める、第一の要因を考えてみましょう。
その要因として、それだけを単独で示されたら答えにならない記述があります。先に並べておきますね。
- 手に入れた情報の量が多いこと
- 担当する監査人の経験年数が長いこと
- 報告書の提出期限まで、時間に余裕があること
もうひとつ、結果の側にも定番の受け取り方があります。差が出なかったのだから、この分析には意味がなかった、という受け取り方です。
差が出なかったときの受け取り方も、あとで一緒に見ていきましょう。
並べた三つは、どれも業務を進めるうえでは確かにありがたい条件ですよね。
ところが、分析的手続が効くかどうかを決める第一の要因かと問われると、どれも答えになりません。
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