分析の工程と答えの質
質が決まるのは分析の手前
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、データを使った分析がいくつかの工程に分かれていることを確かめたうえで、そのどこで答えの質が決まるのかを見ていきますね。
決めているのは分析の腕前だと思っていませんか。
出てくる答えの質を決めるのは分析の腕前ではなく、分析に入れる前に形をそろえたかどうかです。
太字のこの一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、効いているのは分析の手前、データの形をそろえる工程だ、ということですね。
前の工程でついた狂いは、あとの工程では直せないんです。
この記事で分かること
- 目的・取得・正規化・分析・伝達という5つの工程の並びと、答えの質が決まる位置
- 正規化やクレンジングと呼ばれる工程が引き受ける仕事と、いちばん手間がかかるという性質
- この細目に対応する3つの出題型と、それぞれの切り方
分析の工程のどこで、答えの質が決まるのか(P2-B-04-d)
よくある誤解
分析から出てくる答えの質を決めるもの。その説明として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 分析の段階で、どれだけ高度な手法を選ぶか
- 結果を伝える段階で、どれだけ分かりやすい図表にするか
- データを集める先を、どれだけ増やすか
どれも、やっておく価値のある工夫ですよね。手法は適切なほうがよいですし、伝わる図表のほうが親切です。
けれども、答えの質を決めるものとして単独で出たら、3つとも誤りになります。そしてもうひとつ、逆向きの誤解があります。
手元のデータの質が低いと気づいた途端に、分析そのものを取りやめてしまう、という判断です。やめるのではなく、直してから入れる。
ここが分かれ目になるんですね。
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