図と文章の役割分担

図は流れと順序まで、残りは文章で

オーディットコア・ハブのアキラです。

この記事では、複雑な業務プロセスを文書化する場面で、フローチャートと文章による記述がそれぞれ何を引き受けるのかを見ていきますね。

図を丁寧に描き上げれば文書化は終わり、と思っていませんか。

フローチャートが引き受けるのは処理の流れと順序までで、図に載らない例外処理、判断の基準、業務の背景は、文章の記述が引き受けます。

太字のこの一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、文章は図の代役ではなく相方だ、ということですね。

同じひとつの流れを、図と文章の2つに分担させている。そう受け取っておきましょう。

この記事で分かること

流れは図で、図に載らないものは文章で(P2-B-04-b)

よくある誤解

業務プロセス記述書、いわゆるプロセスナラティブを取り上げます。つまり、業務プロセスを文章で書き表した資料のことなんです。

その説明として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。

3つに共通しているのは、「文章なのだから、図の代わりに置ける」という発想なんです。ところが、文章の役目は代役ではありません。

図が引き受けられなかった情報を、そのまま引き取ることなんですね。ですから、この3つのどれかが説明として単独で置かれていたら、そこが誤りになります。

あわせて、フローチャートについての言い切りも見ておきましょう。フローチャートとは、業務の流れを記号でつないだ図のことですね。

これを丁寧に描き上げれば文書化は終わる、という言い切りも、同じ取り違えなんです。

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