証拠は、出所と扱い方で強さが決まる

独立した先から自ら受け取り、原本は保全

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正調査で集めた証拠の扱いを見ていきましょう。

後の懲戒処分や法的手続きで使うには、何がそろっている必要があるのか。原本と写しをどう扱い分けるのかも確かめますね。

証拠の強さの並べ方も、いっしょに整理してみてください。

証拠の強さは中身より先に、誰から、どういう経路で手に入れ、その後どう扱ったかで決まります。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、合法的に入手していることと、入手したあとも継続して管理されていること。

この二つがそろって初めて使える、ということなんですね。最も信頼できるのは、第三者機関が発行し、内部監査人が自分で直接入手した原本です。

独立した出所、自ら入手、原本。この三つの条件が欠けるほど、証拠は弱くなっていきますよ。

この記事で分かること

証拠は、出所と扱い方で強さが決まる(P1-D-05-d)

よくある誤解

証拠の集め方と扱い方として、単独で示されたら誤りになる記述を並べます。

量、証言、手軽さ、相手ともめないこと。並べてみると、どれも現場では大事にされている価値なんですよね。

ところが、当てるべき基準は別にあります。後の懲戒や法的な手続きで使えるか、という基準です。

懲戒とは、つまり組織の中で科される罰のことですね。この基準を当てると、いずれも証拠の強さを説明していません。

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