発見のコントロール
最もよく見つけているのは現場からの通報
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正を見つけるためのコントロールを扱います。
定期監査でも外部監査でもなく、実際に最もよく不正を見つけているのは何なのか。順位の付け方まで、私と一緒に確かめていきましょう。
不正を最もよく見つけているのは、精緻な監査でもシステムでもなく、現場で異変に気づいた人からの通報です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、最も多く不正を見つけるのは、監査ではなく現場からの通報ということなんですね。
この記事で分かること
- 発見側のコントロールのうち、実際に最もよく効いているのは何か
- 内部監査人にとって、正当な注意の義務と発見の保証はどこで線が引かれるのか
- この論点の出題型3つと、その切り方
不正を最もよく見つけているのは何か(P1-D-04-d)
よくある誤解
組織で不正を発見するための「最も効果的な手段」は何でしょうか。ひとつだけ示されたときには答えとして弱くなる記述を、先に並べておきますね。
- 内部監査部門が定期的に行う監査
- 財務諸表を対象とする外部監査
- 経営陣が日々行う業務の監督
三つとも、不正の発見に寄与する仕組みですよね。そこが、この論点のいやらしいところなんです。
どれも実際に不正を見つけていますし、どれも組織にとって必要な仕組みです。ところが「最も効果的」と問われた途端に、三つとも一段下がります。
首位に来るのは、この三つのどれでもありません。
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