CAEの責任

事実は薄めず、疑いは取締役会へ

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、独立性が侵されそうな場面で、CAE(内部監査部門長)が何をするのかを見ていきます。

報告の書きぶりをやわらげてほしいと求められたとき、どこが動かせて、どこが動かせないのか。ここが分かれ目なんですね。

CAEの責任は、事実を歪めないことと、侵害となり得る事象を発生時点で取締役会へ伝え、防御措置を助言し文書に残すことであり、判断を自分の中で完結させないことです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、事実は薄めない、独立性の疑いは抱え込まずに取締役会へ直接伝える、ということですね。

この記事で分かること

独立性が侵されそうなとき、CAEは何をするのか(P1-A-07-c)

よくある誤解

ここでは、単独で提示されたら誤りになる記述から入りますね。

順に見ましょう。一つ目は事実の加工です。

二つ目は時点のずらし。三つ目は侵害の三区分の取りこぼしです。

四つ目は、兼任のときに代わりの手続きが抜けている点なんですね。

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