決まった後に何をするか

残るのは議論と決定の記録です

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、上申を受けた取締役会がそのリスクを受け入れると決めた後、内部監査部門長に何が残るのかを扱います。

危ないと分かっているのに引き下がるのか、と感じませんか。そこを一緒に整理していきましょう。

上申は判断の材料を届けるところまでです。決まった後に残るのは、議論と決定の記録です。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、上申は解決する行為ではなく、決められる場所へ材料を届ける行為だ、ということですね。

決定を尊重したうえで、その議論と決定の中身を監査調書に記録しておきましょう。

この記事で分かること

決まった後に何をするか(P3-D-05-e)

よくある誤解

取締役会が受容を決めた後の対応として、その記述だけを答えに置いたら誤りになるものを並べます。

三つに共通しているのは、決定が出た後もなお、自分の望む結論に近づけようとしている点です。

危ないと分かっているのに引き下がるのは、見て見ぬふりと同じではないか。そう感じるのは、監査人としてはむしろ自然なことかもしれませんよね。

ところが、この気持ちのまま動くと、いずれも枠組みから外れてしまうんです。

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