どの順で上げるか
経営管理者、最高経営者、取締役会の順です
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、経営管理者が改善措置を拒み、残るリスクが許容度の線を越えたときに、どの順で上へ報告していくのかを扱います。
重大な話ほど、いきなり上へ持ち込みたくなりますよね。ところが、この場面ではそれが通らないんです。
順序は気配りではありません。手前の段で解けるだけ解いた、という事実を一段ずつ積み上げるための手続です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、上げる順は一本道だ、ということですね。
担当の経営管理者、最高経営者、取締役会という三つの段は、飛ばすことも入れ替えることもできないんです。
この記事で分かること
- 上げる順序が、どの三つの段でできているのか
- 手前の段を飛ばすと、報告を受けた側に何が起きるのか
- 3つの出題型と、その切り方
どの順で上げるか(P3-D-05-c)
よくある誤解
上げる順序について、その記述だけを答えに置いたら誤りになるものを並べます。
- 重大なリスクなのだから、担当の経営管理者を飛び越して、直接取締役会へ持ち込む対応
- 先に最高経営者へ話を通しておき、担当者との話し合いはその後に回す順序
- 順番を守るのは、ぶつかり合いを避けるための気配りにすぎないという理解
一つ目と二つ目は、上げる順番そのものを入れ替えています。三つ目は、順番を守る理由の説明として置かれることがあります。
大きな話ほど上から下ろしたほうが早く片づく、という感覚もありますよね。日常の仕事では、当たっていることもあります。
ところが、この場面では成り立たないんです。
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