依拠する前の検証と、あとに残る記録と責任

使う前に確かめ、結論の責任は残る

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、ほかの部門の評価結果を使う前に何を確かめるのか、そして依拠したあとに何が残るのかを見ていきます。

依拠するとは、相手の仕事の結果を頼りにして使う、ということなんですね。私と一緒に、順に見ていきましょう。

依拠してよいかを分けるのは、相手が評価を終えているかどうかではなく、その評価のやり方の妥当性を自分たちの手で確かめたかどうかです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。

ひとことで言えば、相手が確かめたのだから結果も確かだ、と受け取らずに、結果に至るまでのやり方を自分たちの手で見る、ということなんですね。

確かめた分だけ使える、という線引きがあるだけだと思ってください。

この記事で分かること

依拠する前の検証と、あとに残る記録と責任(P3-B-02-c)

よくある誤解

相手の評価結果を使う場面で、単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきます。

そのまま貼るという構えは、ある思い込みの上に立っています。相手が確かめたのだから結果も確かだ、という思い込みなんですね。

たとえば、部室の備品はぜんぶそろっている、と後輩が言ってくれたとします。

どうやって数えたのかを聞かないまま、その言葉を報告にそのまま写すのと似ていますよね。次に、書き添えるという構えです。

隠さず明らかにしている分だけ、誠実に見えます。実務でも実際に書き添えますから、いちばん紛らわしいんです。

いっさい依拠しないという構えは、依拠をやめれば依拠のリスクはゼロになる、という理屈が強いんですね。安全側に倒しているようにも見えます。

資格の取得を勧めるという構えはどうでしょうか。相手の力量が上がれば評価の質も上がる、という筋が通って見えます。

それでも四つとも、使う前に自分たちの手で確かめる、という一手が抜けています。

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