証拠の品質は何を当てて測るのか
三つの物差し、先頭は関連性
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、手元に集まった情報の品質を測るときに当てる三つの規準と、そのうち最初に当てるものを見ていきますね。
皆さんも、調書(調べたことを書き残した記録)を綴じる前に、必ず一度はこの見分け方を通りますよ。
証拠の品質は関連性・信頼性・十分性の三つで測り、その先頭に関連性を置きます。今回の監査目標に結びつかない情報は、どれだけ本物でも、どれだけ量があっても、証拠として使えません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、最初に当てるのは関連性、つまり今回の監査目標に結びつくかどうか、ということなんですね。
この記事で分かること
- 証拠の品質を測る三つの規準と、そのうち最初に当てるもの
- 関連性のある材料が集まらなかったときに、内部監査人が何を判断するのか
- この論点で想定される三つの出題型と、その切り方
証拠の品質は、何を当てて測るのか(P2-B-02-a)
よくある誤解
まず、証拠の品質を決める見方として、それだけで出されたら誤りになる記述を並べておきますね。
ここでいう「単独で提示されたら」とは、ほかの条件が何も添えられていない状態のことです。
つまり、その記述だけで良し悪しが決まるかのように置かれている、ということなんです。
- 「出所がはっきりしていて、中身も詳しい情報なら、良い証拠だ」
- 「量をたくさん集めれば、証拠としては足りる」
- 「本物だと確かめられた情報なら、そのまま裏付けに使える」
- 「信頼できる情報源から手に入れたのだから、監査目標との関係までは問わなくてよい」
どれも、情報の確からしさや集まり具合に目を向けている点では、証拠を見る目そのものですよね。ところが、四つとも、最初に確かめるべき点を飛ばしています。
今回の監査目標に結びついているか。この一点なんです。
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