危険信号を報告する内部監査人の役割
裁かず抱え込まず、報告ラインへ
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、危険信号に気づいた内部監査人が、その場で何をして、何をしないのかを扱います。
裁くのでも調べ切るのでもないとしたら、では何をするのでしょうか。私と一緒に、順番にほどいていきましょう。
危険信号を見つけた内部監査人の仕事は、裁くことでも調べ切ることでもなく、事実を適切な相手へ渡すことです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、危険信号の段階で内部監査人が担うのは発見と報告まで、ということなんですね。
この記事で分かること
- 危険信号に気づいた内部監査人が、その場で何をして、何をしないのか
- 報告すべき相手その人が当事者だったとき、どこへ届けるのか
- この論点の3つの出題型と、その切り分け方
危険信号に気づいた内部監査人が、その場ですること(P1-D-03-c)
よくある誤解
危険信号に気づいた場面を考えます。適切な行動として示されたら誤りになるものを、先に並べておきますね。
- 本人に会って、心当たりがあるかを直接ただす
- 材料が揃うまで、誰にも言わずに自分だけで調べ進める
- 相手に自分で直すよう促し、表に出さないまま処理する
- 匿名で受け付ける窓口へ入れるだけで済ませる
どれも、その場では誠実な行動に見えるんですよね。ところが、四つとも誤りになります。
内部監査人に渡された役割から外れている、という一点でです。
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