組織レベル・プロセスレベルの危険信号
危険信号は正常からの逸脱です
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正が起きている可能性を知らせる危険信号を扱います。
組織レベルとプロセスレベルに分けて見抜くところが中心ですね。良い状態を深読みして取り違えないための軸を、私と一緒にほどいていきましょう。
危険信号とは、正常な業務からの逸脱です。良い状態を裏返して危険と読まず、逸脱が常態になっている場所を探します。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、判断の軸は「正常か、正常からの逸脱か」の一本だけ、ということなんですね。
この記事で分かること
- 危険信号とは何を指し、良好な状態とはどこで切り分けるのか
- 組織レベルとプロセスレベルで、それぞれどんな兆しが現れるのか
- この論点の3つの出題型と、その切り分け方
危険信号を、組織レベルとプロセスレベルで見抜く(P1-D-03-b)
よくある誤解
ここでは、並べ方を逆にします。危険信号として示されたら誤りになる記述を、先に置いておきますね。
つまり、実のところ良好な状態のほうなんです。
- 業界の平均を上回る利益を、何年も安定して出し続けている
- 人がなかなか辞めずに、長く働き続ける職場になっている
- 統制の手順書が、決まった間隔できちんと見直されている
どれも通常は、統制が働いている組織の姿ですよね。ところが、危険信号を選ぶ場面に、この三つが混ざります。
すると、何か裏があるのではないかと読みたくなってしまうんです。深読みしたぶんだけ、答えから遠ざかる。
ここが、この記事のいちばん危ないところなんですね。
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