内部監査部門の権限、役割及び責任

権限のみなもとは、取締役会とのつながり

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、内部監査への負託事項、つまり内部監査部門の権限・役割・責任について見ていきます。

権限がどこから生まれるのかを、皆さんと一緒に確かめていきましょう。「アクセス」と「範囲」の分け方も、あわせて見ていきます。

権限の出どころを問われたら、取締役会との直接の指示・報告関係だと答えます。上司の了解も、監査を受ける部門の内規も、権限の根拠にはなりません。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、根拠は人と人との関係にはありません。

資料を見せてほしいと言えるのは、取締役会とのつながりがあるからなんですね。

その根拠を社内での立場や上司との関係に求めてしまうと、出題では答えを外します。どこに根拠を置くのか。

ここが分かれ目なんです。

この記事で分かること

内部監査部門の権限、役割及び責任(P1-A-02-a)

よくある誤解

次の記述は、いずれも単独で示されたら誤りになります。

単独で示されたら、というのは、ほかの条件がつかないまま、この一文だけで出てきたら、という意味ですね。

まずは誤りの見本として、頭に入れておいてくださいね。

一つ目から三つ目には、共通する壊し方があります。権限の出どころを、経営の内側や、監査を受ける部門の側に置き換えているんです。

つまり、社長の側や、調べられる側に、権限のみなもとをずらしているということですね。四つ目は、負託事項という言葉の中身そのものを取り違えています。

五つ目は、「アクセス」と「範囲」という別々の話を、一つに混ぜたものですね。アクセスとは記録や資料に近づけること、範囲とは仕事を受け持つ領域のことです。

この三種類の壊し方が、そのまま出題の型と相性よく対応します。どの壊し方に当たるのかを、これから一緒に見分けていきましょう。

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