測った結果を、何に含めて報告するのか
達成状況と傾向分析と改善計画をそろえる
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、KPIで測った結果を、何をそろえて取締役会と最高経営者へ報告するのかを整理します。
正確であることと、受け手が動けることは別ものなんですね。
KPIの報告は、目標に対する達成状況、傾向分析、必要な改善計画の三つがそろって初めて報告になります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、どこまで届いたか、上向きか下向きか、これからどうするのか。
この三つがそろって、受け手が自分の次の一手を決められる、ということですね。
この記事で分かること
- 測った結果を取締役会と最高経営者へ届けるとき、何をそろえるのか
- データと算定式の詳細は、報告の中でどんな位置づけになるのか
- 出題される三つの型と、報告の中身をどう比べればよいのか
測った結果を、何に含めて報告するのか(P3-C-05-b)
よくある誤解
ここからは、測ったあとの場面です。KPIの報告には、いくつかの要素が含まれます。
そのうち、単独で提示されたら最も重要なものにはならない記述を、先に並べておきますね。
- KPIの測定に使ったデータと算定式の詳細
- 業界平均との比較を、報告の主役に据えること
- 個々の内部監査人の成績を、取締役会へ持ち込むこと
箇条書きの一つ目、データと算定式の詳細から見ましょう。技術的な補足として添える分には、役に立ちます。
ただ、最も重要な要素ではない、という位置づけなんです。箇条書きの二つ目と三つ目は、位置づけの問題ではありません。
KPIの報告そのものの取り違えです。業界平均という外の数字を置けば、客観的に見えますよね。
指標が人の働きぶりに見えることもあります。ところが、どちらも報告の主役にはなりません。
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