戦略目標・期待事項との整合確認

まず自部門の内と外を体系的に見る

オーディットコア・ハブのアキラです。

この記事では、内部監査部門長(CAE)が部門の戦略を作るときに、いまの部門の姿とあるべき姿との差を、どこから測り始めるのかを見ていきます。

手を付けやすい一手ほど落とし穴があるところなので、一緒にたどってみましょう。

差というものは、いまの姿と、あるべき姿の両方が置かれて初めて測れます。ですから出発点は、自部門の内側にある強みと弱み、外側にある機会と脅威を、体系的に見ることです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、比べる相手が置かれていなければ差は測れない、ということなんですね。

ですから内側は強みと弱み、外側は機会と脅威、と対にして覚えておいてください。

この記事で分かること

あるべき姿との差を、どこから測り始めるか(P3-A-05-b)

よくある誤解

CAEが、部門の戦略を作ろうとしている場面です。そのために、いまの部門の姿と、あるべき姿との差を分析しようとしています。

ここでは、最初に採るべきアプローチとして単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べますね。

三つとも、すぐ手を付けられて、出てくるものも具体的です。いかにも仕事が進んだ感じがしますよね。

ところが、どれもいまの姿の一部を映すだけなんです。あるべき姿の側は示しません。

差を測る作業なのに、比べる相手が置かれていませんよね。だから出発点としては誤りになる、という理屈です。

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