独立性が揺らぐ提案を受けたとき、最初に何をするか
最初の一手は提案者本人への説明と協議
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、内部監査部門長が独立性を脅かす提案を受けたとき、最初に何をするのかを見ていきます。
危ないと分かった瞬間、上へ持ち込みたくなりますよね。ところが、その前にやることがあるんです。
独立性を脅かす提案を受けたときに最初に取る行動は、提案者本人へ独立性と客観性が損なわれるリスクを説明し、代わりの案を協議することです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、飲むか拒むかの前に、提案者にリスクを説明して代替案を協議する、ということなんですね。
この記事で分かること
- 独立性を脅かす提案を受けたとき、最初に向かう相手は誰なのか
- 基準7.1が求めている、侵害の3区分や年に1回の確認といった中身
- この論点が問われる3つのパターンと、行動を向かう相手で分ける手順
独立性が揺らぐ提案を受けたとき、最初に何をするか(P3-A-02-b)
よくある誤解
独立性を脅かす提案を受けた内部監査部門長の「最初の行動」として、単独で提示されたら誤りになる記述を並べますね。
独立性とは、監査する側が誰かの都合に左右されない立場のことです。客観性は、偏りなく見て判断する姿勢と考えてください。
- 提案を受け入れたうえで、運用の工夫で客観性は保つと約束する
- 提案してきた本人と話さないまま、監査委員会や取締役会へ持ち込んで止めてもらう
一つ目は、監査の結論が報酬の金額を動かす関係を残したまま、提案を認める対応です。言葉の上での宣言は立派でも、リスクは放置されたままになります。
二つ目は、行動そのものが禁じられているわけではありません。提案者との協議が不調に終わった後であれば、取り得る行動なんです。
ただ、最初の一手としては、順序を飛ばしているんですね。飲むか拒むかの二択しかない。
この思い込みが、どちらの誤解にも共通しているんです。
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