誰に伝えるかを決める
関係づくりの目的は、価値を高めること
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、誰に伝えるかを決める話を扱いますね。
CAEがステークホルダーとどう関係を築き、相手ごとに何を伝えるかまでが、今回の範囲なんですよ。
ステークホルダーとの関係は、内部監査の価値を高めるためにあります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、CAEの主要な責任は、組織の目標とリスクについて相互理解を進めることにあるんですね。
予算の承認や現場の協力は、良好な関係から後からついてくる結果であって、果たすべき責任そのものではありません。
この記事で分かること
- 相手ごとに伝える中身を決める規準と、要求が食い違ったときの動き方
- 基準11.1が挙げる主要なステークホルダーの範囲と、促進すべき相互理解の5事項
- 想定される出題3型(責任主体・目的型/範囲の広狭型/板挟み型)と、登場人物ごとに知りたい立場を一言添える手順
誰に伝えるかを決める(P2-C-02-c)
よくある誤解
CAEがステークホルダーとの関係を築き、維持していくとき。その主要な責任として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 内部監査部門の予算の承認が通りやすくなること
- 個々の監査業務で協力を得やすくなること
- 相手の働きぶりを評価する材料を集めやすくなること
予算も協力も情報も、監査の仕事にはたしかに効きますよね。関係が良ければ得られるものばかりです。
ところが、関係を築き維持する主要な責任そのものとして単独で出ると、どれも目的の置き場所が違うんです。
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