個々の業務に関わるプロジェクト管理の概念

納期を決めるのは余裕ゼロの最長経路

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、個々の内部監査業務をプロジェクトとして管理するとき、日程のどこを重点的に見るのかを扱います。

人手の多さや着手の早さに目が行きそうな話ですよね。ところが、全体の完了時期を握っているのは、まったく別のところなんです。

プロジェクト全体の完了時期を決めているのは、余裕がゼロで最も所要時間の長い経路であり、限られた管理資源と注意は、その経路上の活動へ最も重点的に投入します。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、目立つ活動ではなく、余裕がゼロで最も時間のかかる一本の経路を重点管理する、ということですね。

数字の大きさに手が伸びそうになったら、ここを思い出してください。

この記事で分かること

監査業務の日程は、どこを見て管理するか(P2-A-04-b)

よくある誤解

監査方法の評価と選定の回(P2-A-04-a)と同じように、重点的に管理すべき対象として単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。

単独で提示されたら、というのは、ほかの条件を添えずにそれ一つが最善として置かれた場面、という意味です。

どれも数字としては大きく見えるので、つい管理資源を注ぎたくなる相手なんです。

ところが3つに共通するのは、数字は目を引くだけで、それ自体は全体の完了時期を決めていないという点ですね。

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