選んだ物差しが適切かを判断する
決め手は、誰が当てても同じ結論に至るか
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、評価規準として選び取った物差しが適切かどうかを、どんな観点で判断するのかを見ていきますね。
どれを選ぶかという作業と、選んだものが適切かを判断する作業は、頭の中では別のものとして持っておきましょう。
適切な評価規準かどうかは、組織体と対象活動の目標に沿っているかを確かめたうえで、規準の見栄えではなく、別の人が同じ規準を当てても同じ結論に至るかどうかで判断します。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、規準の値打ちは見栄えでは決まらない、当てた結果が揃うかどうかで決まる、ということです。
定量的だから、最先端だから、といった一面的な魅力は、比較の信頼性を説明していないんですよ。
この記事で分かること
- 選んだ規準が適切かどうかを、どの観点で判断するのか
- 信頼できる比較とは何を指し、経営者が用意した指標をどう扱うのか
- この論点で想定される出題の型が三つと、その切り方
選んだ物差しが適切かを判断する(P2-A-02-b)
よくある誤解
ここでは、規準が良いことの理由として単独で出てきたら誤りになる言い分を並べておきますね。
- 数字で測れるから、つまり定量的だから
- 業界で最先端の内容だから
- 自分がアクセスしやすいから
- 経営者が用意した指標だから、そのまま使えるはず
どれも、規準を選ぶ場面ではそれなりの説得力を持ちますよね。ところが、いま挙げた四つは、いずれも比較の信頼性を説明していません。
その規準を当てて行った比較が信頼できるかどうかは、また別の話なんです。
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