狙われやすいプロセスへ資源を寄せる
均等配分ではなく、危ない所へ寄せる
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、組織全体の不正リスクの評価をもとに年間の監査計画を組み立てる目的を取り上げます。
その目的がどこにあるのか、私と一緒に順を追って見ていきましょう。
年間の監査計画を不正リスクの評価から組み立てる目的は、不正の根絶でも依頼のこなしでもなく、限られた監査資源を、最も狙われやすいプロセスへ寄せることです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、資源は薄く広くではなく、狙われやすい所へ寄せる、ということですね。
プロセスとは、つまり、仕事が流れていく一連の手順のこと。この細目が属する学習目標も確かめておきましょう(学習目標P1-D-02)。
個々の内部監査業務において、不正リスクを特別に考慮する必要があるかを判断する、という内容ですね。
この記事で分かること
- 年間の監査計画を不正リスクの評価から組み立てる目的が、資源の配分の話であること
- 狙われやすいプロセスを、どんな性質から見立てるか
- 目的の取り違えを誘う3つの出題型と、その切り方
狙われやすいプロセスへ資源を寄せる(P1-D-02-b)
よくある誤解
ここでは、先に並べておきますね。年間の監査計画を不正リスクの評価から組み立てる目的として、単独で出たら誤りになる記述です。
- 不正を完全になくし、二度と起きない状態をつくること
- 経営陣から依頼された監査を、ひとつ残らず実施すること
- 監査チームの技量を高め、育成の機会をつくること
- 監査の時間と人員を、部門ごとに均等に割り当てること
三つめまでは、書かれている中身そのものが悪いわけではないんですね。
ところが、不正リスクの評価から年間の計画を組み立てる目的として単独で出ると、いずれも外れます。
四つめは、公平に見えるぶん、いちばん引っかかりやすいのではないでしょうか。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CIA問題集アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で全問試す全文が読める見本: 3ラインモデル、戻せるのは「いつの時点」か、それとも「どれだけ早く」か、外部評価の実施間隔