コントロールの種類
コントロールは働く時点で見分ける
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、CIA試験の学習目標をひとつ取り上げて、読み物として整理します。
今回のテーマは、コントロールの分け方です。コントロールとは、要するに、目的にたどり着くために打つ手のこと。
予防的・発見的・是正的・指導的をどう見分けるのか、私と一緒に順に見ていきましょう。
分類は名称ではなく、まず望ましい事象を促す統制かを見て、そうでなければ作用する時点が事象の発生の前か後か、後なら見つけるのか直すのかで決めます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、名称や語感ではなく、いつ働くかで決める、ということなんですね。
扱うのは、内部統制の概念とコントロールの種類のうち、コントロールの種類です(学習目標P1-C-07-b)。
この記事で分かること
- 予防的・発見的・是正的・指導的の見分け方と、費用をめぐる関係
- 予実差異分析やアクセス権限のように、1つの仕組みに複数のはたらきが乗るときの判定のしかた
- 出題型は3つ。区別・分類型、分類軸の混在型、費用と重要性の比較型に切って整理します
予防的・発見的・是正的を、作用する時点で見分ける(P1-C-07-b)
よくある誤解
次に挙げるのは、コントロールの種類を問われた場面で、ひとつの文として単独で示されたら誤りになるものです。
- 予算と実績を比較する予実差異分析は、予算を事前に設定するため予防的統制である
- 是正的統制とは、望ましくない事象が起こる前に、その原因を取り除いておく統制である
- 予防的統制のほうが費用対効果が高いため、発見的統制は補助的な位置づけにとどまる
- アクセス権限の設定は、ログを残す仕組みであるため発見的統制である
はじめの2つは、統制が働く時点の取り違えです。3つ目は、費用の話と重要性の話を混ぜてしまっています。
最後の1つは、1つの仕組みに複数のはたらきが乗っているときに、問われているはたらきを取り違えたものですね。
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