個々の内部監査業務のリスクとコントロールを定義する

理解する目的は、重大リスクを計画に映すこと

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、個々の内部監査業務の計画段階で対象の業務を理解する、その狙いがどこにあるのかを見ていきますね。

当たり前すぎて、いざ問われると急に答えにくくなるところですから、私と一緒に順に整理していきましょう。

計画の段階で相手の業務をつかむ狙いは、そこに潜むリスクを測り、先に確かめるべき重いものへ順位を付けて、監査の目標と範囲へ落とし込むところにあります。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、理解は準備運動であって到達点ではなく、出口はリスク評価に置かれているということですね。

理解から優先順位、そして監査の目標と範囲まで、一本の線でつながっているんです。

この記事で分かること

個々の内部監査業務のリスクとコントロールを定義する(P1-C-02-b)

よくある誤解

個々の内部監査業務は、計画の段階で対象の業務を理解するところから始まるんです。では、その理解は何のためでしょうか。

理解の目的として、それ一つだけを示されたら誤りになる記述を並べておきますね。

どれも、実際の監査で行われることのある作業ですよね。ところが、いま並べた三つは、それぞれ別の段階に属しています。

一つ目は、監査に入る前の段取り。二つ目は、報告に向かう場面の作業。

三つ目は、計画のあとに来る実施の作業です。理解という言葉の下に、他の段階の目的が紛れ込んでいる。

そういう作りなんです。

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