圧力の中で、正直さと勇気をどう示すか
誠実性は決意と手順の両方で示す
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、内部監査人の誠実性が、圧力のかかる場面でどう示されるのかを見ていきます。
内部監査とは、ひとことで言えば、組織の中の人が自分の組織のしくみを調べて評価する仕事のこと。
誠実性は知っているだけでは足りなくて、行動で示すことまでが問われるんですね。私と一緒に、じっくり確かめていきましょう。
誠実性は、事実を曲げないという決意と、曲げるよう求める圧力の下でも定められた道筋で伝え切る行動の、両方によって示されます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、決意だけでも足りず、行動だけでも足りない。
両方がそろってはじめて誠実性が示される、ということなんですね。
この記事で分かること
- グローバル内部監査基準(GIAS: Global Internal Audit Standards)が、正直さと専門職としての勇気に何を求めているか
- 懸念を報告する道筋と、内部監査人とCAE(内部監査部門長)それぞれの責任の配り方
- 誠実性が問われる出題の3つの型と、その切り分け方
圧力の中で、正直さと勇気をどう示すか(P1-B-01-a)
よくある誤解
試験では、それだけを読むと正しく聞こえる文が、ひっかけとしてずらりと並ぶんです。まずは、外れる文のほうを先に見ておきましょう。
誠実性や専門職としての勇気の中身として、それだけを単独で出されたら誤りになる文ですね。
- 対象部門と良好な関係を築き、円滑なやりとりで監査を効率よく進める力
- 高度な分析手法を使いこなし、巧妙に隠された不正を見つけ出す力
- 自分の能力の不足を認め、継続的な専門的能力の開発に励む意欲
- 効率とコスト意識、好奇心と学習意欲、チームワークと協調性といった仕事ぶりの良さ
どれも内部監査人に求められる資質ですよね。ところが、誠実性の説明として単独で置かれると、外れるんです。
4つとも、同じ一点が抜けているんですね。都合の悪い事実に、どう向き合うのか。
そこがすっぽり落ちています。
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