内部監査部門の目標と利点
目的は組織の価値、不備の発見はその手段
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、内部監査の「目的」を見ていきます。
内部監査とは、ひとことで言えば、組織が自分の内側にもつ、組織の仕事ぶりを確かめるしくみのこと。私と一緒に、じっくり読み解いていきましょう。
内部監査の目的は「不備を見つけること」ではなく「組織が価値を生み、守り、保ち続ける力を底上げすること」であり、不備の発見はそのための手段にすぎません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、こういうことなんですね。
目の前の作業は、過去の帳簿に向いています。それでも、その作業が向かう先は組織のこれからなんです。
この記事で分かること
- グローバル内部監査基準(GIAS: Global Internal Audit Standards)が、内部監査の目的をどう定めているか
- アシュアランス・助言・インサイト・フォーサイトの4つが、それぞれ何を差し出すものか
- 目的を問う3つの出題型と、その切り方
内部監査部門の目標と利点(P1-A-01-a)
よくある誤解
まず、誤りになる書き方を先に並べておきますね。内部監査の目的として、次のような記述だけを示された場合の話です。
- 不正の発見
- 法令順守の確認
- 内部統制の有効性評価
- 過去の不備の指摘と報告
並べた4つは、どれも内部監査の仕事の一部ですよね。ところが、どれか1つだけを目的として示されたら、範囲が狭すぎるんです。
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